コレクション: 山紫水明

山紫とは、紫のたなびきる雲・・・と枕草子の一節にも歌われているように、京都の山の峰々に掛かった雲が紫色に輝き、その光輝く様は人々を魅了してきました。
また、水明とは京都に流れる清流、加茂川、桂川などの澄んだ水が清くはっきりと見える様をなぞらえたもので、この2つの特徴を表す言葉は京都そのものです。
香彩堂の代名詞ともなりました『山紫水明』のお香を聞きながら浮かぶ情景は、まさに山紫水明の域を感じさせるものです。