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『日々是香日 VOL.28』香りについて ~フランクインセンス~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 街の中も一気にクリスマスムード漂う飾りつけ、ディスプレイを見かけるようになりました。 Kuyuもホワイトツリーを飾り、店内の雰囲気をちょっとだけクリスマスっぽくしてみました。 暗くなり始めるとガラスに青白く反射しているライトもきれいなんですよ。 KuyuがOPENしてから、他店舗の装飾・ディスプレイが気になり、通勤中やプライベートな買い物中もキョロキョロし、他店舗のディスプレイの素敵な技を習得すべく歩きまわっている今日この頃です。 ご来店いただく皆様にも季節やイベントを感じながら、お香選びをしていただけるようディスプレイを変えてお待ちしております。 クリスマスにちなんだ、香りを1つピックアップしてお話したいと思います。 今回は乳香=フランキンセンス(フランクインセンス frankincense)の香りについてです。 乳香(にゅうこう)とはムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂の事です。 キリスト教徒ではない方も昨今ではイベントとして楽しむ日になっていますよね。 クリスマスといえばイエス・キリストの生誕祭。 ベツレヘムでイエス・キリストが生まれた時に東方の三博士がイエス・キリストに捧げた贈り物の中に乳香、没薬、黄金があったとされています。 その程度の関連なのですが、儀式の際に焚かれる香ということで注目しました!! 乳香は紀元前40世紀にはエジプトの墳墓から埋葬品として発掘され、このころにはすでに焚いて利用されていたのではと推測されています。神に捧げる神聖な香として古代エジプトで用いられ、古代のユダヤ人たちにも受け継がれていたようです。 また、西アジア及び地中海周辺地域の古代においての乳香は、虫除け、宗教儀式、炎症薬として用いられていたとの記録もあるようです。 また、お香の原料としては珍しくはないのですが、香水の香料としてや漢方薬として鎮痛、止血、筋肉の攣縮攣急の緩和といった効能もあるようです。 リラクゼーション効果がみられるなどいわれていますので、ゆったりとした時間をすごしたいときにぴったりですね。ぜひ一度焚いてみてはいかがでしょうか。 当店取扱いのあるフランクインセンス(乳香)の香り商品はこちら↓ H&E(ハーブ&アース) バンブーインセンス フランキンセンス 20本入 日本香堂 ¥880(税込) 百楽香(ひゃくらくこう) 乳香 スティック40本...
『日々是香日 VOL.28』香りについて ~フランクインセンス~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 街の中も一気にクリスマスムード漂う飾りつけ、ディスプレイを見かけるようになりました。 Kuyuもホワイトツリーを飾り、店内の雰囲気をちょっとだけクリスマスっぽくしてみました。 暗くなり始めるとガラスに青白く反射しているライトもきれいなんですよ。 KuyuがOPENしてから、他店舗の装飾・ディスプレイが気になり、通勤中やプライベートな買い物中もキョロキョロし、他店舗のディスプレイの素敵な技を習得すべく歩きまわっている今日この頃です。 ご来店いただく皆様にも季節やイベントを感じながら、お香選びをしていただけるようディスプレイを変えてお待ちしております。 クリスマスにちなんだ、香りを1つピックアップしてお話したいと思います。 今回は乳香=フランキンセンス(フランクインセンス frankincense)の香りについてです。 乳香(にゅうこう)とはムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂の事です。 キリスト教徒ではない方も昨今ではイベントとして楽しむ日になっていますよね。 クリスマスといえばイエス・キリストの生誕祭。 ベツレヘムでイエス・キリストが生まれた時に東方の三博士がイエス・キリストに捧げた贈り物の中に乳香、没薬、黄金があったとされています。 その程度の関連なのですが、儀式の際に焚かれる香ということで注目しました!! 乳香は紀元前40世紀にはエジプトの墳墓から埋葬品として発掘され、このころにはすでに焚いて利用されていたのではと推測されています。神に捧げる神聖な香として古代エジプトで用いられ、古代のユダヤ人たちにも受け継がれていたようです。 また、西アジア及び地中海周辺地域の古代においての乳香は、虫除け、宗教儀式、炎症薬として用いられていたとの記録もあるようです。 また、お香の原料としては珍しくはないのですが、香水の香料としてや漢方薬として鎮痛、止血、筋肉の攣縮攣急の緩和といった効能もあるようです。 リラクゼーション効果がみられるなどいわれていますので、ゆったりとした時間をすごしたいときにぴったりですね。ぜひ一度焚いてみてはいかがでしょうか。 当店取扱いのあるフランクインセンス(乳香)の香り商品はこちら↓ H&E(ハーブ&アース) バンブーインセンス フランキンセンス 20本入 日本香堂 ¥880(税込) 百楽香(ひゃくらくこう) 乳香 スティック40本...

『日々是香日 VOL.27』お香ブランド紹介 ~鳩居堂~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 現在[ kuyu ]では15ブランドを常時取扱い中。 各ブランドの特徴的な商品など随時ご紹介していきます。 今回ご紹介のブランドは・・・ ================================================== 【鳩居堂】 1663年(寛文3年)、京都寺町の本能寺門前に薬種商として創業した「鳩居堂」。 薫香・文房四宝・和紙製品の老舗専門店として『日本文化を守り育てる』ことを 理念に掲げ、日本の素晴らしい伝統産業の光る匠の技の伝承を心がけているそうです。 時代に即して改良を加え、お客様のニーズに応えて工夫をこらしながら、 オリジナル商品の開発に取り組み、お香や文房四宝・便箋・はがき・金封・和紙工芸品等々、和を基調とした品揃えは、見る人にも使う人にも心の安らぎを与え、ときとして日本人の心にも新鮮に映ります。 時代を超えて伝えてゆく価値のあるもの、本物の良さというものを追求していく企業です。 ================================================== 当店の取り扱い商品の一例です☟☟☟ 1.KYUKYODO INCENSE 金鳩 ¥2,200(税込) 最高品質の沈香に、麝香や白檀などを贅沢に配合。重厚で奥深い香りです。 2....
『日々是香日 VOL.27』お香ブランド紹介 ~鳩居堂~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 現在[ kuyu ]では15ブランドを常時取扱い中。 各ブランドの特徴的な商品など随時ご紹介していきます。 今回ご紹介のブランドは・・・ ================================================== 【鳩居堂】 1663年(寛文3年)、京都寺町の本能寺門前に薬種商として創業した「鳩居堂」。 薫香・文房四宝・和紙製品の老舗専門店として『日本文化を守り育てる』ことを 理念に掲げ、日本の素晴らしい伝統産業の光る匠の技の伝承を心がけているそうです。 時代に即して改良を加え、お客様のニーズに応えて工夫をこらしながら、 オリジナル商品の開発に取り組み、お香や文房四宝・便箋・はがき・金封・和紙工芸品等々、和を基調とした品揃えは、見る人にも使う人にも心の安らぎを与え、ときとして日本人の心にも新鮮に映ります。 時代を超えて伝えてゆく価値のあるもの、本物の良さというものを追求していく企業です。 ================================================== 当店の取り扱い商品の一例です☟☟☟ 1.KYUKYODO INCENSE 金鳩 ¥2,200(税込) 最高品質の沈香に、麝香や白檀などを贅沢に配合。重厚で奥深い香りです。 2....

『日々是香日 VOL.26』 ~沈香~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 お香に使われる主な原料をご紹介します。 お香やお線香の香りのもとになる原料のことを「香料」といい、「香料」には様々な種類があります。「香料」は化学的に合成されるものなどもありますが、伝統的な香りのお香やお線香には天然香料が使われていることが多い様です。 深く知ると、香り選びがもっと楽しくなるはずです。 第1弾は【白檀】でしたが、今回ご紹介するのは・・・ **************** 【沈香 agarwood】 ジンチョウゲ科の樹高の高い常緑樹の樹皮が菌に感染したり傷がつくと、それを治すために植物自身が樹液を出します。この樹液が固まって樹脂となり、長い時間をかけ胞子やバクテリアの働きによって樹脂の成分が変質し、特有の香りを放つようになったものを沈香(じんこう)といいます。※沈香という名前は「沈水香木」、つまり普通の木よりも比重が重いため「水に沈む」ことに由来しています。 沈香のもとになる木は、大人の木になるまでに約20年かかり、沈香ができるまでに50年、高品質の沈香になるには100~150年かかると言われています。沈香ができるメカニズムには現在でも謎が多く、また偶然性に左右される面が大きいことから、人工的に生成することは極めて難しく、とても貴重なものとして扱われています。現在では沈香の乱獲を防ぐため、ワシントン条約の「附属書Ⅱ」(必ずしも絶滅のおそれはないが取引を厳重に規制しなければ絶滅のおそれのある種となりうるもの)に指定されています。 沈香は産地によって「シャム沈香」、「タニ沈香」と分類されることもあります。シャム沈香は、インドシナ半島(タイ、カンボジア、ベトナムなど)で産出される沈香で香りの甘みが特徴、タニ沈香はインドネシアの島々で産出される沈香のことで香りの苦みが特徴です。 **************** 梅薫堂 ホームページ「香木・香料のはなし -沈香-」より抜粋 沈香を六種類に分類した「六国」というものもあります。 六国とは、伽羅(きゃら)・羅国(らこく)・真那賀(まなか)・真南蛮(まなばん)・寸聞陀羅(すもんだら)・佐曾羅(さそら)と、香木の出港地を元に考えられた分類だそうですが、本来の産地名ではないので、六国の概念が固まって以降は、香りの性質のよって六国に分類されています。 ...
『日々是香日 VOL.26』 ~沈香~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 お香に使われる主な原料をご紹介します。 お香やお線香の香りのもとになる原料のことを「香料」といい、「香料」には様々な種類があります。「香料」は化学的に合成されるものなどもありますが、伝統的な香りのお香やお線香には天然香料が使われていることが多い様です。 深く知ると、香り選びがもっと楽しくなるはずです。 第1弾は【白檀】でしたが、今回ご紹介するのは・・・ **************** 【沈香 agarwood】 ジンチョウゲ科の樹高の高い常緑樹の樹皮が菌に感染したり傷がつくと、それを治すために植物自身が樹液を出します。この樹液が固まって樹脂となり、長い時間をかけ胞子やバクテリアの働きによって樹脂の成分が変質し、特有の香りを放つようになったものを沈香(じんこう)といいます。※沈香という名前は「沈水香木」、つまり普通の木よりも比重が重いため「水に沈む」ことに由来しています。 沈香のもとになる木は、大人の木になるまでに約20年かかり、沈香ができるまでに50年、高品質の沈香になるには100~150年かかると言われています。沈香ができるメカニズムには現在でも謎が多く、また偶然性に左右される面が大きいことから、人工的に生成することは極めて難しく、とても貴重なものとして扱われています。現在では沈香の乱獲を防ぐため、ワシントン条約の「附属書Ⅱ」(必ずしも絶滅のおそれはないが取引を厳重に規制しなければ絶滅のおそれのある種となりうるもの)に指定されています。 沈香は産地によって「シャム沈香」、「タニ沈香」と分類されることもあります。シャム沈香は、インドシナ半島(タイ、カンボジア、ベトナムなど)で産出される沈香で香りの甘みが特徴、タニ沈香はインドネシアの島々で産出される沈香のことで香りの苦みが特徴です。 **************** 梅薫堂 ホームページ「香木・香料のはなし -沈香-」より抜粋 沈香を六種類に分類した「六国」というものもあります。 六国とは、伽羅(きゃら)・羅国(らこく)・真那賀(まなか)・真南蛮(まなばん)・寸聞陀羅(すもんだら)・佐曾羅(さそら)と、香木の出港地を元に考えられた分類だそうですが、本来の産地名ではないので、六国の概念が固まって以降は、香りの性質のよって六国に分類されています。 ...

『日々是香日 VOL.25』『立冬』と『冬至』の違いは?
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 「立冬」という言葉。この言葉を聞いたことはありますか? 「耳にしたことはあるけど、深い意味は知らない」。または、「意味は分かるけど、成り立ちや何をしたらいいのかまでは分からない」という人もいるかもしれませんね。いつからいつまでが「立冬」で、その期間にはどのように過ごすのかまでをご紹介します。 「立冬」は、11月7日か8日~11月22日か23日までの約15日間です。始まる日や終わる日は年ごとに変わります。今年2023年の「立冬」は、11月8日(水)~11月21日(火)です。 『冬至』については意識して過ごしてきましたが、『立冬』については朝の情報番組で言われてなんとなく、「あぁ、冬が始まるのか」と思う程度でした。 調べていくと、やはり特に何をしましょうね。とか、○○を食べてといった風習はないようです。 「立冬」は、冬の始まりを意味しますが、11月7日頃と言えば、まだ秋という感じですよね。ただ、「立冬」の意味は、この日から冬らしく気温が下がるというもの。そのため、「立冬」が始まると朝夕が冷え込み、肌寒く感じます。「立冬」の期間を過ぎると、初霜が降りて冬らしくなります。 「夏至」とは反対に、夜が最も長く、昼が短い日になるのが、「冬至」です。この日を境に日照時間が長くなるのですが、気温は低く、雪が降ることもあります。また、「冬至」の日には、かぼちゃや小豆粥を食べる・ゆず湯につかる等の風習があります。地方によっては、かぼちゃの別名「南京(なんきん)」のように、「ん」のつく食べ物を7種類食べると幸せになると言われています。 このように、まだ秋であり、徐々に気温が下がって冬らしくなり始めるのが、「立冬」。 特定の風習があり、夏至とは反対に、最も日照時間が短い日が「冬至」ということになります。 暗くなるのも早くなり、おうち時間が長くなります。 お気に入りの香りに包まれて、おうち時間をおくつろぎください。 ・・・・・・・ 《香りとともに暮らす》 「日々是香日」 香りとともに素敵な毎日を… 自分の気持ちや環境に合わせて香りを愉しむことで、毎日の暮らしに彩りを。ここでは「今日のワタシのための香り選び」をテーマに商品をご紹介します ...
『日々是香日 VOL.25』『立冬』と『冬至』の違いは?
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 「立冬」という言葉。この言葉を聞いたことはありますか? 「耳にしたことはあるけど、深い意味は知らない」。または、「意味は分かるけど、成り立ちや何をしたらいいのかまでは分からない」という人もいるかもしれませんね。いつからいつまでが「立冬」で、その期間にはどのように過ごすのかまでをご紹介します。 「立冬」は、11月7日か8日~11月22日か23日までの約15日間です。始まる日や終わる日は年ごとに変わります。今年2023年の「立冬」は、11月8日(水)~11月21日(火)です。 『冬至』については意識して過ごしてきましたが、『立冬』については朝の情報番組で言われてなんとなく、「あぁ、冬が始まるのか」と思う程度でした。 調べていくと、やはり特に何をしましょうね。とか、○○を食べてといった風習はないようです。 「立冬」は、冬の始まりを意味しますが、11月7日頃と言えば、まだ秋という感じですよね。ただ、「立冬」の意味は、この日から冬らしく気温が下がるというもの。そのため、「立冬」が始まると朝夕が冷え込み、肌寒く感じます。「立冬」の期間を過ぎると、初霜が降りて冬らしくなります。 「夏至」とは反対に、夜が最も長く、昼が短い日になるのが、「冬至」です。この日を境に日照時間が長くなるのですが、気温は低く、雪が降ることもあります。また、「冬至」の日には、かぼちゃや小豆粥を食べる・ゆず湯につかる等の風習があります。地方によっては、かぼちゃの別名「南京(なんきん)」のように、「ん」のつく食べ物を7種類食べると幸せになると言われています。 このように、まだ秋であり、徐々に気温が下がって冬らしくなり始めるのが、「立冬」。 特定の風習があり、夏至とは反対に、最も日照時間が短い日が「冬至」ということになります。 暗くなるのも早くなり、おうち時間が長くなります。 お気に入りの香りに包まれて、おうち時間をおくつろぎください。 ・・・・・・・ 《香りとともに暮らす》 「日々是香日」 香りとともに素敵な毎日を… 自分の気持ちや環境に合わせて香りを愉しむことで、毎日の暮らしに彩りを。ここでは「今日のワタシのための香り選び」をテーマに商品をご紹介します ...

『日々是香日 VOL.24』秋の風物詩といえば?
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 一雨ごとに寒くなり、街路樹も赤や黄色にいろづいてきましたね。 先日、天気の良い日の朝、雪虫(ユキムシ)がたくさん飛んでいました。 「雪虫」という呼び方は正式な名前ではありません。私は何の疑問も持たずに小さなころから雪虫と呼んでいました。 雪虫と呼ばれているのは「トドノネオオワタムシ」というアブラムシの一種で成虫になると蝋状の白い綿毛をまとってフワフワと飛ぶことから、「雪のような虫」として「雪虫」と呼ばれるようになったようです。 北海道民にはなじみの深い秋の風物詩といってもよいのではないでしょうか。 また、「雪虫が飛ぶと初雪が降る」と言われていますが、2012年1月12日に株式会社ウェザーニューズ(東京都)が調査した内容を発表。2007~2011年の5年間(北海道エリアのスマートフォン・携帯サイト利用者を対象に、雪虫が目撃されてから約1週間~10日で初雪が降るという俗説が本当かどうか調査する試み)したところ、道内主要8都市で平均21日後という結果が出ていました。 どうやらすぐではないようです。 秋といえば・・・「読書の秋」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 小学生のころ読書週間になると、友達と何冊読めるかを競った記憶が・・・本の内容よりも何冊読めるかに注力した自分の幼さが・・・。もちろん、印象に残っている本も数冊あります。 大人になった今、お香を薫らせながら読書の時間を楽しみたいと思っています。 今回は「読書の日」について少し調べてみましたよ。 読書の日は、毎年10月27日に行われる「読書週間」の初日であることが由来のようです。2023年の読書週間は 10月27日(金)~11月9日(木)です。 読書週間の始まりは、図書館の利用が一般的ではなかった大正13年(1924年)に図書館のPRの目的で「図書館週間」として制定したのが始まりと言われています。 昭和14年(1939年)に第2次世界大戦の影響で「図書館週間」は廃止。 終戦後の昭和22年(1947年)に『読書に力によって、平和な文化国家をつくろう』と「読書週間」が制定されました。 その後、主体となる団体が変わりながらも「読書週間」は続いています。 現在は公益社団法人 読書推進運動協議会によって読書週間の標語やポスターイラストの募集を行い、読書週間を盛り上げています。...
『日々是香日 VOL.24』秋の風物詩といえば?
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 一雨ごとに寒くなり、街路樹も赤や黄色にいろづいてきましたね。 先日、天気の良い日の朝、雪虫(ユキムシ)がたくさん飛んでいました。 「雪虫」という呼び方は正式な名前ではありません。私は何の疑問も持たずに小さなころから雪虫と呼んでいました。 雪虫と呼ばれているのは「トドノネオオワタムシ」というアブラムシの一種で成虫になると蝋状の白い綿毛をまとってフワフワと飛ぶことから、「雪のような虫」として「雪虫」と呼ばれるようになったようです。 北海道民にはなじみの深い秋の風物詩といってもよいのではないでしょうか。 また、「雪虫が飛ぶと初雪が降る」と言われていますが、2012年1月12日に株式会社ウェザーニューズ(東京都)が調査した内容を発表。2007~2011年の5年間(北海道エリアのスマートフォン・携帯サイト利用者を対象に、雪虫が目撃されてから約1週間~10日で初雪が降るという俗説が本当かどうか調査する試み)したところ、道内主要8都市で平均21日後という結果が出ていました。 どうやらすぐではないようです。 秋といえば・・・「読書の秋」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 小学生のころ読書週間になると、友達と何冊読めるかを競った記憶が・・・本の内容よりも何冊読めるかに注力した自分の幼さが・・・。もちろん、印象に残っている本も数冊あります。 大人になった今、お香を薫らせながら読書の時間を楽しみたいと思っています。 今回は「読書の日」について少し調べてみましたよ。 読書の日は、毎年10月27日に行われる「読書週間」の初日であることが由来のようです。2023年の読書週間は 10月27日(金)~11月9日(木)です。 読書週間の始まりは、図書館の利用が一般的ではなかった大正13年(1924年)に図書館のPRの目的で「図書館週間」として制定したのが始まりと言われています。 昭和14年(1939年)に第2次世界大戦の影響で「図書館週間」は廃止。 終戦後の昭和22年(1947年)に『読書に力によって、平和な文化国家をつくろう』と「読書週間」が制定されました。 その後、主体となる団体が変わりながらも「読書週間」は続いています。 現在は公益社団法人 読書推進運動協議会によって読書週間の標語やポスターイラストの募集を行い、読書週間を盛り上げています。...

『日々是香日 VOL.23』秋のイベント~ハロウィンにまつわる話~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 日本の季節のイベントにすっかり定着した感のある「ハロウィン」。 10月になると街なかの店頭ディスプレイや広告がジャック・オー・ランタンとゴーストで飾られているのを見かけますよね。 仮装をして街に繰り出したり、ホームパーティを開いたり、地域のイベントにお子さんと参加するという人も多いのではないでしょうか。 そんな「ハロウィン」ですが、本来の意味や由来が実は曖昧だったりしませんか? 「ハロウィン」とは、毎年10月31日に行われるヨーロッパを発祥とするお祭りで元々は、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。 しかし、現在では「ハロウィン」本来の宗教的な意味合いを意識することはほとんどなくなり、日本を含む多くの国々で民間行事として楽しまれています。また、現在は10月31日のみがハロウィンとして定着していますが、正確な期間は10月31日から11月2日。この期間、国によっては死者の魂を慰める行事が行われます。 ハロウィンの由来や起源 「ハロウィン」の発祥の地は、アイルランドやイギリスといわれています。 ケルト民族の宗教儀式の一つ「サウィン祭」。 古代のケルトでは、1年を11月1日から10月31日とし、大みそかの10月31日には死んだ人の魂が家族の元へ帰り、さらに悪霊や魔女が町を訪れると信じられていました。 そのため、当時の人々は悪霊たちが悪さをしないようにと、仮装をしたり、魔除けのために焚き火を焚き、悪霊を驚かせて追い払っていたということのようです。やがて、この風習がキリスト教の文化圏にも広がっていったようです。 しかし、現在では宗教的な意味合いを意識する人は少なくなり、子供たちが精霊やお化けに仮装してお菓子を貰ったり、イベントとして多くの国で親しまれています。 特に、アメリカやカナダではホームパーティーを開催する家庭も多く、「ハロウィン」仕様にお家を可愛く装飾するのも楽しみ方の一つとなっています。 ハロウィンをイメージする香り お菓子のような甘い香り?それとも日本では、あまり馴染みのない定番ゲーム『アップル・ボビング』で使う甘酸っぱい林檎の香り?それとも夜やゴースト達をイメージした少しダークな香り? 当店でのおすすめの香りをInstagramでご紹介していますのでそちらもぜひ、ご覧ください。 ...
『日々是香日 VOL.23』秋のイベント~ハロウィンにまつわる話~
こんにちは、お香のセレクトショップ「kuyu(クユ)」のスタッフM.Iです。 日本の季節のイベントにすっかり定着した感のある「ハロウィン」。 10月になると街なかの店頭ディスプレイや広告がジャック・オー・ランタンとゴーストで飾られているのを見かけますよね。 仮装をして街に繰り出したり、ホームパーティを開いたり、地域のイベントにお子さんと参加するという人も多いのではないでしょうか。 そんな「ハロウィン」ですが、本来の意味や由来が実は曖昧だったりしませんか? 「ハロウィン」とは、毎年10月31日に行われるヨーロッパを発祥とするお祭りで元々は、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。 しかし、現在では「ハロウィン」本来の宗教的な意味合いを意識することはほとんどなくなり、日本を含む多くの国々で民間行事として楽しまれています。また、現在は10月31日のみがハロウィンとして定着していますが、正確な期間は10月31日から11月2日。この期間、国によっては死者の魂を慰める行事が行われます。 ハロウィンの由来や起源 「ハロウィン」の発祥の地は、アイルランドやイギリスといわれています。 ケルト民族の宗教儀式の一つ「サウィン祭」。 古代のケルトでは、1年を11月1日から10月31日とし、大みそかの10月31日には死んだ人の魂が家族の元へ帰り、さらに悪霊や魔女が町を訪れると信じられていました。 そのため、当時の人々は悪霊たちが悪さをしないようにと、仮装をしたり、魔除けのために焚き火を焚き、悪霊を驚かせて追い払っていたということのようです。やがて、この風習がキリスト教の文化圏にも広がっていったようです。 しかし、現在では宗教的な意味合いを意識する人は少なくなり、子供たちが精霊やお化けに仮装してお菓子を貰ったり、イベントとして多くの国で親しまれています。 特に、アメリカやカナダではホームパーティーを開催する家庭も多く、「ハロウィン」仕様にお家を可愛く装飾するのも楽しみ方の一つとなっています。 ハロウィンをイメージする香り お菓子のような甘い香り?それとも日本では、あまり馴染みのない定番ゲーム『アップル・ボビング』で使う甘酸っぱい林檎の香り?それとも夜やゴースト達をイメージした少しダークな香り? 当店でのおすすめの香りをInstagramでご紹介していますのでそちらもぜひ、ご覧ください。 ...